手帳と時計

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10 /07 2006
彼の遺品に手帳と腕時計がある。
あの日、なぜかいつもしている腕時計はしていかなかった。
どうしてあの日は忘れたのだろう。
その腕時計が今は紗英の元にある。
今も時をチクチクと刻んでいる。
所有者の彼はもういないというのに、時間だけは確実に流れている。
なんだか不思議な気分になる。
時計はずっと進み続ける。この先もずっと・・・・。
そして手帳。彼はまめな人で、何でも手帳に記していた。
紗英はどちらかと言うとずぼらなので、よく忘れてしまったことがあって、ちゃんと書いておくようにと言われたものだった。
彼の字はとても綺麗で、整然としている。
所々にじんでいる。紗英の涙の跡。。。。
この手帳を見て、写真を見て何度泣いたことだろう。
今でも涙がじわじわとわいてくるけれど、それでも時はその涙の量を減らしてくれている。
紗英とのデートの日にも印はついている。
もちろん、結婚式の日にも。。。
その日が来ないなんて想像もしていなかっただろうに。

時々、夜中に胸の圧迫感で目が覚めることがある。
誰かが上に乗っているような感覚。
でも、誰もいない。
彼に抱かれて、はじめて女としての喜びを教えてくれた彼。
もうそんな時は決して・・・・

もう戻っては来ない。


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コメント

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その時計は彼なんよ。
今も一緒に歩いてるって!
いつでも一緒やから大丈夫やって言ってるよ。

早く幸せになれよって!


夜中に目が覚めるのは・・・
俺が透明人間になってネットから入っていって
襲ってるのバレタかな?ハハハッ^^;
エッチな薬飲ますからやでぇ

刀々齋さん、こんにちは♪
やっぱりあなたでしたか~?
紗英のパソから出てきたでしょ!
起きたらな~んにも着てなかったもん。
それに胸の所に跡が・・・・。
にゃはは~☆お薬の効き目はいかがでしたか?

想い出の品物を見るのは辛いですね・・・
結婚式の予定まで決まってたのですか・・・
思い出すことも、忘れることも辛い。。。
明るい紗英さんで居て下さいね♪

タカさん、いつもありがとう。
思い出を胸に生きるって思っている以上に大変なことです。
泣いても思い出しても何をどうしてももう帰っては来ないのですから。
誰かにすがりたいって思いながらも、もしかしてまた同じ思いをするのでは・・・と。
だめね。
もっと強い女性にならなくちゃね。

saechandayo

弱虫で泣き虫な私。。。
でも・・・きっと天国で見守ってくれてると思うから。
頑張ります!