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Kおばさん

未分類
10 /10 2006
今日は紗英の母の妹。Kおばさんの話。
おばさんはずっと独身で、クラブのママさんだった。
紗英を自分の子供のように可愛がってくれていた。
とても綺麗な顔立ちで、着物が良く似合っていた。
紗英が高校一年生の時に亡くなってしまった。
元々心臓に持病があったけど、それが悪化して入院していたが、一時帰宅の朝、突然亡くなってしまった。
Kおばさんは、紗英によく言っていた。
紗英ちゃんは、ちゃんと普通のお仕事をして普通のお嫁さんになるのよ・・・って。
小さな時からいろいろな物を買ってもらい、最初に外国製の香水を
知ったのは、おばさんからのプレゼントだった。
その魅惑のかおりに、紗英は中学一年生にて大人になった気分だった。
おばさんにはパトロンさんがいた。
ずっと後になって母から聞いた話だった。
おばさんの部屋にはたくさんの本があり、その裏表紙に男の人の名前があった。
その人がそうらしい。
葬儀は盛大で、たくさんの人が弔問に訪れてくれた。
紗英は大好きなおばさんの死に動揺し、涙が止まらなかった。
そんな時、ひとりの男の人が紗英に声をかけてくれた。
「君が紗英ちゃんか。。。想像していた通りの可愛いお嬢さんだね」って。
いつも紗英ちゃんの話ばかりしてたよ。。。って。
そんな感じの話だったと思う。
紗英はその時は話す余裕もなくて、その人の顔をちらっと見たものの、
全く覚えてはいない。
おそらくその人がそうだったのだろう。
一生結婚せずに終わってしまった人生。
愛人として生きた人生。
おばさんは幸せだったのだろうか。
おばさんの本は今、紗英の手元にある。
その名前を見るたびに、紗英はおばさんを思う。
その人はどんな人だったのだろう・・・って。
その人はおばさんをたくさん愛していたのだろうか・・・って。

でも、もう知るよしもない。






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コメント

非公開コメント

おばさんにとって
理想的ではないかもしれませんが(^_^;)

葬式に沢山の人が来てくれるほど、
人の縁に恵まれていたわけですし、
愛してくれた人もいた・・・
十分幸せだったと思いますよ(^o^)丿

人生なんて波乱万丈が面白いと思うよ。
ただ、悔いはいっぱい残るやろなぁ~
でも後悔しない人生なら満足なんとちゃうかな!

おばさんは十分に満足な人生やったんちゃうかな?
紗英さんはどう思うの?

こんばんは♪
姉妹がいて、姪がいて、愛する人がいて、結婚してなくても、その時は幸せだったんだと思います・・・
今も同じような状況だったら、違う見方もあるかもしれないけど。。。
子供や姉妹もなく、本当に独りになってしまっていたら、幸せだろうか?って自問自答を繰り返していたのかもしれませんね。
他人が描く幸せと当事者の想う幸せは違うはずだから、確かに今となっては知る由もないんでしょう。

ほぼ毎日の記事更新、頑張っていますね♪
これからも楽しみに見に来させていただきます☆

セイイチさん、こんにちは。
いつもありがとう♪
そうね。。。きっとおばさんは幸せだったと思いたいです。
でも、あまりにも短い一生でした。
写真のおばさんはずっと笑顔なのよ。

刀々齋さん、ようこそ♪
うーん。。。紗英はね。
もっともっと生きていて欲しかったな。
そんなこと言っても仕方がないけど。
輝いていたおばさんしか知らないからきっと幸せだったのね。。。と思いたいけど。
でも、紗英に普通のお嫁さんになるのよ。。。って言ったってことはもしかして・・・。
と最近になって想いを巡らせてます。

タカさん、こんばんは~♪
幸せの尺度はそれぞれ違うだろうし、形も色々あるよね。
短い一生だったけど、それでも素敵な一生だったって思いたいね。
愛する人とは一緒に暮らすことも子供をもうけることもできなかったけど・・・・。
今思うと彼女らしい人生だったのかなって。。。
また遊びに来てね♪

saechandayo

弱虫で泣き虫な私。。。
でも・・・きっと天国で見守ってくれてると思うから。
頑張ります!

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